Macのストレージが急にいっぱいに!容量を圧迫していたキャッシュを削除してみた
「特に大きなファイルを保存した覚えがないのに、Macのストレージがいっぱいになっている……」
そんな経験はありませんか?
今回は、実際にMacのストレージを調べてみたところ、キャッシュだけで140GBもの容量を使用していたというケースの紹介と、解決法をまとめました。
まずはストレージの使用量を確認
Macのストレージがいっぱいになったら、まずは
Appleメニュー → システム設定 → 一般 → ストレージ
から、何が容量を使っているのか確認してみましょう。
macOSでは「システムデータ」という項目が大きくなっていることがあります。
「システムデータ」は、特定のカテゴリに分類できないAppleや他社製のファイルなどをまとめたものです。
今回はストレージを確認しても、容量を圧迫している原因がなかなか分かりませんでした。
そこで、ターミナルを使って詳しく調べてみます。
ターミナルで容量を調べてみる
以下のコマンドを実行すると、Macのシステム領域で容量を使っている場所を確認できます。
sudo du -xhd 1 /System/Volumes/Data 2>/dev/null | sort -hr | head -20
さらにキャッシュの中身を確認します。
sudo du -sh /System/Volumes/Data/Library/Caches/* 2>/dev/null | sort -hr | head -20
すると
140G /System/Volumes/Data/Library/Caches/・・・
約140GBもの容量を使っているキャッシュを発見しました。
通常のファイルを大量に保存したわけではないのに、これだけの容量がキャッシュに使われていたことになります。
キャッシュを削除してみる
容量を圧迫していたキャッシュを削除しました。
sudo rm -rf /System/Volumes/Data/Library/Caches/対象のキャッシュ
※rm -rfは指定したファイルやフォルダを削除するコマンドです。対象を間違えると必要なデータまで削除してしまう可能性があるため、実行する際は十分注意してください。
削除後、もう一度容量を確認すると
140GB → 328MB
まで減少しました。
一気にストレージの空き容量が戻りました。
でも、キャッシュはまた増える
ここで注意したいのが、キャッシュは削除して終わりとは限らないことです。
今回も削除後しばらくすると、
328MB → 8GB
まで再び増えていました。
キャッシュは、アプリやmacOSの動作に必要なデータを一時的に保存するためのものなので、削除後に再生成されることがあります。
そのため、一度削除して容量が戻ったからといって、根本的な原因が解決したとは限りません。
今回は、しばらく様子を見ながら、再び異常なサイズまで増えないか確認することにしました。
Macの容量がおかしいときは「何が使っているか」を確認
Macのストレージが突然いっぱいになったとき、
「写真や動画を削除しないと……」
と考えがちですが、実際にはキャッシュなどの一時ファイルが容量を大きく消費している場合もあります。
まずは、
1.システム設定 → 一般 → ストレージを確認
2.容量を使っている項目を確認
3.原因が分からなければターミナルで詳しく調べる
という順番で確認してみると、原因を見つけやすくなります。
まとめ
今回のケースでは、Macのストレージを調べたところ、キャッシュだけで約140GBを使用していることが分かりました。
キャッシュを削除すると、
140GB → 328MB
まで減少し、大幅に空き容量を確保できました。
「Macのストレージがいっぱいなのに、削除できそうな大きなファイルが見つからない」という場合は、見えないところでキャッシュなどが容量を圧迫していないか確認してみるのがおすすめです。
ただし、システム関連のファイルを削除する場合は、対象を間違えないよう十分注意してください。
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