覚えておきたいデザイン用語まとめ
WEBからDTPまで、現場で使う言葉を一気に整理
デザインの現場では、
「なんとなく意味は分かるけど、説明しろと言われると怪しい」
そんな言葉が日常的に飛び交っています。
そこでWEBデザインからDTPデザインまでを横断し、
制作現場で頻出するデザイン用語を一気に整理しました。
新人の復習にも、ベテランの言語整理にも使える
保存版の用語集としてご活用ください。
制作フローで使う用語
ラフ
完成前のたたき案。構成や方向性を確認するための段階で、見た目の完成度は求められない。

ワイヤーデザイン(ワイヤーフレーム)
要素の配置や情報設計を示した設計図。装飾は入れず、構造を整理する目的で作成される。

カンプ
完成形に近いデザイン見本。色・写真・文字などもほぼ本番想定で、クライアント確認に使われることが多い。

アタリ
「ここに何が入るか」を示す仮の要素。写真枠やダミーテキストなど、位置確認のための目印。
初校
最初に出る校正用データ。修正指示(赤字)が最も多く出やすい段階。
最終稿
すべての修正を反映した確定データ。以降の修正は原則行われない。
校正
誤字・脱字・内容ミスなどをチェックする作業。デザインの良し悪しとは別の工程。
校了
校正が完了し「これでOK」と確定すること。
責了
クライアント責任で校了すること。以降のミスは発注側責任となる。
入稿
印刷会社や制作会社へ最終データを渡すこと。
色校
本番印刷前に行う色確認用の印刷。モニターと紙の色差を確認する目的で行われる。
デザインの考え方・感覚に関わる用語
トンマナ(トーン&マナー)
デザイン全体の雰囲気やルール。色、フォント、写真、余白感などの一貫性を指す。
シズル感
「おいしそう」「欲しそう」など、感情を刺激する表現。写真やコピーで使われることが多い。
ジャンプ率
文字サイズの差の大きさ。見出しと本文の差が大きいほど、情報のメリハリが強くなる。
トーンジャンプ
色の明度・彩度差によるメリハリ。同系色でのっぺりした印象を避けるために使われる考え方。
校正に関する用語

トル
文字数を削ること。主に行末調整で使用。
ママ
「そのまま」の意味。指定された表記を変更しないことを指す。
イキ
行末まで文字を詰めること。
トルツメ
削った文字数分、残りの文字を詰めて行を揃えること。
テレコ
順番が入れ替わっている状態。写真とキャプションが逆になっている場合などに使われる。
文字装飾・印刷データ関連の用語
袋文字
文字の周囲を縁取りした表現。背景に埋もれやすい文字の可読性を高める。

カーニング
文字と文字の間隔を調整すること。特定の文字組み合わせで重要。
Q数
文字サイズや行間を表す単位。1Q=0.25mm。主にDTPで使用される。
長体・平体

文字を縦に伸ばす(長体)、横に伸ばす(平体)こと。使いすぎると違和感が出やすい。
座布団

文字の下に敷くベタ背景。写真の上に文字を載せる際によく使われる。
マージン
余白、または端からの距離。安全領域とも言える。
トンボ

印刷物を断裁するための目印。
塗りたし
断裁ズレ防止のため、仕上がりサイズより外側に設ける余分な部分(通常3mm)。
アウトライン

文字を図形化すること。フォントの置き換わり事故を防ぐために行う。
オーバープリント
下の色を抜かずに重ねて印刷する指定。黒文字で使われることが多い。

特色
CMYK以外の指定色。コーポレートカラーなどで使用される。
4C / 1C
4CはCMYKによるフルカラー印刷、1Cは1色刷りを指す。
レタッチ
写真の補正・加工。色調整やゴミ取りなど。
おわりに
デザイン用語は、
知っているだけで偉いわけではありません。
感覚を言語化し、意図を正確に共有するための道具です。
「なんか違う」を
「ジャンプ率が弱い」「トンマナが揃っていない」と言い換えられるだけで、
チームの制作スピードと精度は確実に上がります。
日々の制作やコミュニケーションの助けになれば幸いです。
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