2025
February
13
ZOHO Analyticsのクエリテーブルに関する書き方の覚え書き
業務で使用しているZOHO Analyticsについて色々制約があったので備忘録代わりに残しておきます。
目次
まず初めに
ZOHOのAnalyticsのクエリテーブルの作り方。
基本的にここの中でやっていることの備忘録になります。

SQLのサブクエリは1回まで
--OK
SELECT *
FROM (
サブクエリ
) a
--NG
SELECT *
FROM (
SELECT *
FROM (
サブクエリ ←ダメ
) a
) aネストは1回だけしか使えないので複雑なSQLは結構厳しめ。
ただし、WITH句を使えばもう1回深くサブクエリは使えます。
ネスト2回以上やってもエラーとしか出ないので原因が分かりにくい。
他で作ったクエリテーブルも参照可能
自分で作ったクエリテーブルをFROM句で使えます。
ただし、公式では推奨してないので注意。
カラムは全て””で括る
カラム名で大文字や2バイト文字を使ってるからかもしれないですが、基本””で括るのが安全。
これはエイリアスを付ける場合も同じ。
ルックアップ列をJOINする場合はルックアップ元のIDと紐付ける
ありがちな罠。
ついルックアップ列の文字列を見て文字列と紐付けたくなるんですが、
ルックアップは参照元のIDを持ってるので参照元のIDと紐付けます。
コメントアウトは// もしくは /* */ で囲む
//はよくあるコメントアウト。/* */はC言語と一緒ですね。
保存時にSQL自動整形されるので注意
SQLの保存後に再度SQLを開くと自動整形されてるので自動整形のレイアウトを好まない場合は
保存前のSQLのレイアウトを保存しておくと良さげ。
まとめ
ZOHOに関する文献が少ないのでちょっとでも参考になれば。
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