10ヶ月育休を取ったフロントエンドエンジニアの育休〜復帰記録
2025年6月末から2026年4月末まで、産休・育休を取得しました!
AIに関して、育休前はChatGPTやCopilotを補助的に実務で使っていた程度で、JSなど少し複雑なコードを書くときに頼っていました。
デザイン業務ではPhotoshopのAI生成塗りつぶし機能を使う程度で、一から画像生成をするようなことはしていませんでした。
10ヶ月という期間、業務から離れるだけでなく、Web界隈のトレンドにもほとんど触れない日々が続いたので、気づけば「完全においていかれている…」という感覚が積み重なっていて、
正直、もう戻れないんじゃないかと思っていました…。
目次
育休中の過ごし方
前半:PCすら開かなかった期間
2月末くらいまでは完全に仕事のことは忘れて過ごしていました。
PCを開くことすらほぼなく、やっていたことといえばCanvaでフォトブックを作って印刷・製本したり、子どもの写真をレタッチしたりするくらいでした。
後半:サイト制作をきっかけにAIと向き合う
3月頭に知人からサイト制作を頼まれたのをきっかけに、久しぶりにコードを書くことになりました。
とはいえ、育児をしながらなので一日の中で寝かしつけが終わった21時ごろから24時ごろまでが作業時間でした。
このときClaude Codeの存在すら知らず、まさかのフルスクラッチでWordPressサイトを制作しました!
育休前に社内でLaravel MixからViteへ移行したことを覚えていたので、自分もViteで環境構築してみました。
vite.config.jsの書き方などはChatGPTに相談しながら進め、上司の記事も参考にしました。
デザインはFigmaで作成しました。
色々調べているうちに「みんなAIでコーディングしている」という事実に気づき、途中からClaude Codeを使い始めました。
リポジトリの内容を読んでくれて、既存のコーディングルールに則って書いてくれることに驚きました!
指示をちゃんと受け取ってくれるのも新鮮でした。
せっかく課金したのだからとClaude Designも試してみて、完全AIデザインでブログを立ち上げてみました。コードもClaude Codeで。
仕上がりはさすがに「AIデザインっぽいな…」と感じたので後から自分で手を加え、最終的には最初とは全く違うものになりました。
Claude Designはもっと使い込みたいのですが、すぐに制限が来てなかなか使いこなせていません…。
アイキャッチ作成のためにいろいろな画像生成AIを試したり、
AIでデザインをゼロから作るときは参考画像をたくさん用意しておくと精度が上がる、などというちょっとした学びもいくつかありました。
こんな感じで 3〜4月を過ごし、5月に復帰となりました。
復帰してまずやったこと
育休前に残したメモが役に立った
育休前にデスクトップに「復帰時すること」というメモを残しておいたので、それを見ながらAdobe関係のアップデートなど初歩的なことから始めました。
上司と通話しながら、休業中に解約していたソフトの契約を復活させました。
Claude Codeもここで社用PCに初インストールし、部署内で共有しているclaude.mdがあるとのことだったので読んでみて、チームとしてAIを使う感覚を掴もうとしました。
開発環境の再構築に4日かかった
時間を取られたのが開発環境の再構築です。
PHPのバージョンがアップデートできていなかったり、Dockerが立ち上がらなかったりと、合計8サイト分で約4日かかりました。
上司と通話しながら協力していただき、結局リポジトリをまるごとクローンし直したものもありました。
5月は実務らしい実務ができなかった
5/7に復帰したものの、5/20からは子どもの入院で約2週間お休みをいただくことになってしまい、実務はほぼ何もできないまま 5月が終わりました。
やってみての正直な感想
育休終盤にClaude Codeを使ってサイト制作をしていたおかげで、完全な浦島太郎状態にはならずに済んだと思っています。
一方で、環境構築はバージョンが変わっていたりするので手こずりました。
ただ、これは休業前に何か用意しておける類のことではないので、ある程度は仕方ないのかもしれません。
助かったのは、部内で共有しているclaude.mdがしっかり作られていて、勝手にgit pushやDBをさわれないような運用になっていたことです。
おかげでミスが大事故につながるリスクが抑えられていました。
こうした環境を整えてくれていた上司や周囲のおかげで仕事ができていると実感しました。
デザイン業務については、生成AIに頼りすぎていたこともあって自分の感覚がかなり鈍っている気がしています。
もともと得意ではなかったのが、さらに薄れてしまった感じです…。
ただ、AIを使ったデザインがこれからも増えていくのは確かなので、うまく活用できるようになれば違うアプローチでやっていける!と前向きに捉えています。
これから育休・長期休業に入る人へ
業種にもよりますが、周囲のお陰で意外と大丈夫だった、と今は感じています。
2025〜2026年はAIが急速に進歩した1年で、業務のやり方も大きく変わりました。
育休中にまったくAIに触れていなかったら、もっと大変だったと思います。
これから長期の休業に入る方は、最低限「復帰時の自分へのメモ」を残しておくこと、
あとは時々SNSでトレンドを追う程度でも十分だと思います。
最後に、いつも迷惑をかけながら助けてもらっている周りの皆さんへ
本当にありがとうございます!!
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